水洗トイレのトイレリフォームを行う際のポイントとは?

水洗トイレは10年ほどで故障や不具合が出てくることが多いので、これくらいの時期にリフォームを検討する家庭が多いのではないでしょうか。今回は水洗トイレのリフォームのポイントを中心に、リフォームする前に確認することや費用相場などを紹介します。

さらにトイレリフォームを成功させるポイントや取り付けるべき機能などを紹介しますので参考にしてみて下さい。

トイレリフォームをする前に確認すべきこととは?

水洗トイレのリフォームを考えているのであれば、まず始めにトイレリフォームをする理由を明確にすることが大切です。スタイリッシュなトイレや機能性のあるトイレなど、各家庭によって理想とするトイレは異なるのではないでしょうか。

今のトイレにどんな不満があってどのようなトイレが理想なのかをきちんと確認してからトイレリフォームを行うようにしましょう。それを怠るとトイレリフォーム完了後に後悔するかもしれないからです。他にもトイレの標準的な寸法を知っておくことも大切です。

トイレの標準的な寸法は、0.4坪の800×1200サイズ、0.5坪の800×1600サイズ、0.75坪の1200×1600サイズの3つに分けられます。0.4坪の800×1200サイズは、あまり広くないのでコンパクトな便座を選ぶことが大切です。

もしこの広さで手洗器を設置したいのであれば、なるべくスリムなタイプを選ぶようにしましょう。一般的なサイズである0.5坪の800×1600サイズは、手洗器と便器の間に距離が取れるので比較的ゆったりとしたトイレにリフォームすることができます。

0.75坪の1200×1600サイズであれば、トイレと手洗いスペースを別々の空間として取ることができ、身だしなみもゆったり行うことが可能です。このようにトイレ全体の広さによって、トイレリフォームの特徴も異なるのでリフォームしたいトイレの広さを知っておくことがポイントになります。

トイレリフォームの目的を明確にして、トイレの広さを確認したら最後に決めることは、どれくらいの予算をかけるかです。トイレリフォームにはトイレそのものの代金の他に工事代金や施工費用が必要になります。気が付いたらリフォーム代金が高額になっていたということにならないように、事前にトータルのリフォーム代金を決めておくようにしましょう。

トイレリフォームの費用ってどれくらいかかるの?

水洗トイレをリフォームする場合の費用相場は大きく分けて、20万円未満、20万~50万円、50万円以上の3つに分かれます。20万円未満のトイレリフォームは、便座のみの交換や手すりの設置工事など、小規模工事が多いです。

20万~50万円の価格帯は便器交換の工事が多く、トイレリフォームの中心価格帯になっています。標準的な製品への便器交換工事であれば30万円前後で行うことができますが、タンクレストイレや自動洗浄機能付きトイレなどグレードが高いトイレへの交換は、50万円くらいの費用がかかります。

50万円以上かかるトイレリフォームとは、和式から洋式への交換やトイレの場所を移動させる場合などです。これらの工事と一緒に、カウンター付きの手洗器などグレードの高い工事を行うと、さらに金額がアップして70万円近くかかる場合があります。

トイレリフォームを成功させるためのポイント

トイレリフォームを成功させるためのポイントは、掃除のしやすい節水型の便器を選ぶことです。トイレは毎日使用するので汚れがつきやすく、狭い空間なので掃除がしにくいという特徴があります。したがってトイレをいつも清潔に保つことができる掃除のしやすいトイレであるかが重要です。

掃除のしやすい便器として挙げられるのが、フチなし形状で汚れが付きにくい一体型便器です。一体型便器の多くは、自動的に洗浄する機能や除菌水で臭いを抑える機能などが付いている場合が多いので、トイレを清潔に保つことができます。

また節水型であれば水道代の節約につながり、年間最大約1.5万円も節約することが可能です。10年間の使用で普通のトイレよりも15万円も水道代を節約できるのは、とても大きな差ではないでしょうか。掃除のしやすさを考えるのであれば、床を清潔に保てるかどうかも大切なポイントになります。

普通のフローリング材をトイレの床に使用してしまうと痛んだり変色したりしてしまうので、クッションフロアやトイレ専用の大形タイルなどトイレ対応のものを選ぶのが大切です。

トイレリフォームをするならこれらの機能を取り付けよう

トイレリフォームをして快適なトイレを手に入れたいと考えているのであれば、温水洗浄便座を取り付けることがポイントになります。せっかくトイレリフォームをしたのに冬場の便座が冷たければ、快適なトイレとは言い難いです。

特に高齢の方がいる家庭であれば、トイレも暖かい空間にしておくことが大切です。温水洗浄便座は電源が必要なので、トイレにコンセントがなければ電気工事が必要になりますが、トイレを快適な空間にするためにも温水洗浄便座の設置を検討しましょう。

トイレットペーパーなどの収納を確保することも大切です。トイレ内の空きスペースを利用して収納棚を設置するのがポイントですが、トイレットペーパーを収納するのであれば、なるべく立たなくても取り出せる位置に設置するのがおすすめです。

他にもトイレ内に手摺を付けることもポイントになります。高齢の方がいる家庭には手摺を付けることは必須ですが、高齢の方がいない家庭も老後に備えて手摺の設置を検討してみましょう。

ウォシュレットが壊れたので仕方なくトイレリフォームに踏み切った

トイレリフォームで注意する点とは?

トイレリフォームで注意が必要な点とは、トイレ内の便器の位置です。便器はメーカーや種類によって形状が異なるので、実際に自宅のトイレに設置すると違和感をもつことがあります。トイレリフォームで便器を交換する場合にはショールームで見るだけでなく、自宅のトイレに配置してトイレのスペースに対して便器のバランスがどのようになっているのかを確認するようにしましょう。

実際に設置してみると、壁面やドアの部分が窮屈になってしまう場合があるので注意が必要です。他にもトイレの照度を確認することも大切です。トイレに明るすぎる照明を使用してしまうと、落ち着いて用を足せないという方もいるのではないでしょうか。

そのような方には暗めな照明がおすすめですが、あまりにも暗いと体調管理面で排便の色を確認できなくなってしまうので注意が必要です。トイレの照明は明るすぎても暗すぎてもデメリットになってしまうので、ショールームなどで照明の明るさを確認することがポイントになります。